導入企業様インタビュー

ギフトカードASPサービスを活用されている企業様に、導入の経緯や展開内容、実感しているメリットなどについてインタビュー。具体的な活用のヒントをご紹介しています。ぜひ、参考になさってください。

CASE1 キモチをカタチにするギフトカードで、人と人とのつながりを演出しています。 株式会社アクタス 営業企画部 関 洋之様

家具から小物雑貨まで、質の高いインテリア販売を全国展開する株式会社アクタス様。
カードデザインにはひときわ強いこだわりをお持ちです。その導入のきっかけから今後の展望までお話を伺いました。

Q1
2009年にギフトカードを導入されましたが、きっかけや目的をお聞かせください。

アメリカから日本へとギフトカードが出回ってきたのを知り、ずっと検討はしてきていたのですが、導入に踏み切ったのは、全国の百貨店で使える百貨店ギフトカードがスタートしたことです。また、自分たちと同じ業態の企業が導入しはじめたので、自分たちにもチャンスがあるのではと考えました。“ギフトカードの時代”の到来を感じました。

アクタスの場合は、雑貨の売上の約20%が贈答目的。ギフトを求めるお客様は多いんです。そうした中で、何を贈ったらいいかわからないという方に、今まではギフトカタログを販売し好評を得ていました。そこにギフトカードがあれば、さらに手を差し延べられる機会も増え、再来店、アップセルにもつなげられると考え、2年前(2009年)からギフトカードの発行をはじめました。現在ではアウトレットストアを除く12直営店で展開するに至っています。

Q2
導入前の課題はありましたか? また、導入後の効果をお聞かせください。

導入前は、レジスタッフにかかるオペレーション負荷と経理担当に関わる預かり金や長期運用についての理解が課題でした。

そこで、販促に非常にメリットがある点を強調して説得しました。アクタスの場合、口コミによる来店が多いんです。中でもギフトカードを購入してくれるコアなファンが、“人が人を紹介する効果”をリアルに実現してくれることに対しては大きな期待がありました。カード制作コストも、こう考えると実は非常に安いともいえます。

また、発行したカードについてデータベース化されるため管理もしやすく、金券を扱う際のコンプライアンス上のさまざまな問題に煩わされないのもありがたいです。
導入当初こそ一般のお客さまへの認知度は低かったのですが、最近になって「購入したい」という方が増えてきています。
一方、BtoBでのオファーはたくさんあります。キャンペーンの懸賞企画や、インセンティブとしての利用が多いですね。

Q3
カードデザインについて、「キモチ カタチ」とはどんな意味ですか?

“ギフトとは、キモチをカタチにするもの”。「キモチ カタチ」は、これまで社内用語として使ってきましたが、将来的には「もったいない」のようにインターナショナルな言語になればとも思っています。店内のギフトコーナーも、全13直営店のうち9店舗で「キモチカタチコーナー」として展開しています。

Q4
オリジナリティの高いカードデザイン、封筒・メッセージカードの豊富なバリエーションは、どのような発想から生まれたのですか?

導入前にはいろんなカードを見て検討を重ねました。たいていの企業は、CI・VIのレギュレーションが高く、ブランドロゴを全面に打ち出す傾向にあります。その点で、アクタスは比較的レギュレーションが低い方なので、ロゴはさりげなく入っていればいい。それより、お客様がカードを使い切ったときに、何人かの方でも「これかわいいね」「かわいいからとっておきたい」と思ってもらえれば成功。そんなデザインを目指しました。そうして、2009年9月にレギュラーカード(2タイプ)を発行しました。

レギュラーカードのイラストは、外部のイラストレーターが描いた約30点の候補から選定したのですが、デザインする際にトーンの統一を図っています。かわいくてもかわい過ぎないテイストにしたい。イラスト選出の際も、この点を念頭に置きました。

現在までに計4種類を発行していますが、いずれも普段と違うちょっとしたサプライズをさりげなく演出しています。

また、ギフトカードには選べる7色のメッセージカードと7色の封筒、封緘にはエンボスを施したシールをご用意しています。これは、贈り主様にも、アクタスで“ギフトを選ぶ”楽しみを味わっていただきたいという想いがあったからです。

Q5
レギュラーカード以外に、クリスマス用カードをご用意されていますが?

レギュラーカード発行後の11月に、クリスマス向けのカードを枚数限定で発行しました。表面のイラストには、アクタスが支援する団体「子供地球基金(KIDS EARTH FUND)」を通じて、中国の貧困地域に住む子供が描いた作品を採用しました。作品の採用にあたりイラストの使用料を支払うことで、社会貢献にもなっています。

またギフトカードにはマット加工をしたり、エンボス処理をしたりと、触って楽しめる工夫も施しました。

Q6
ギフトカードの販売傾向をお聞かせください。

11〜12月のギフトシーズン、結婚、引っ越し、生活のタイミングについて、まだ特別な手応えはありません。今は売上が安定し、全体的に徐々に増えてきた、といった段階にあります。

ギフトカードをプレゼントされ、家具の購入などに利用される方は30代後半〜40代のご夫婦が多く、ギフトカードは奥様主体で利用されるようです。結婚祝いを贈りたいと来店される方は、友人一同でチャージしたギフトカードにさらに雑貨を添えて、というケースもあります。ご年配のお客さまには、ぜひお孫さんへのギフトにおすすめしたいですね。

Q7
販売促進のために、何か取り組まれていることはありますか?

店内では、贈り物に迷っている様子のお客様にお声がけし、お勧めしています。また、どの業態のカードなのか一見してわかりづらいと感じられるお客様には、ギフトカタログをお付けして贈ることもお勧めしています。

Q8
自社および他社プロモーションでの活用事例についてはいかがでしょうか?

新居購入を機に来店される大口顧客様の囲い込みにも利用しています。アクタスの会員になることですでに10%OFFになるのですが、さらにギフトカードに1万円のデポジットをチャージしてもらうことで、プラス2,000円のチャージをサービスするキャンペーンを実施しました。これならお釣の出ない金券と違い小額ずつでも使えるメリットを感じてもらえるし、雑貨などの売上にもつなげることができます。このキャンペーンは大変好評だったため、今後も同様の取り組みを行いたいと思っています。

対外的には、他社さんとのキャンペーンや懸賞企画などで積極的に利用しています。例えばマンションデベロッパー様には、契約者に対してのインセンティブとしてギフトカードを提供いただいています。その他、マーケティング調査をした際の謝礼としても使っていますね。

Q9
今後どういった取り組みをお考えですか?

現状のネックは、店舗所在地が首都圏、近畿圏、名古屋、福岡と限られるため、どうしてもそのエリア在住の方にしか贈れないことです。しかし、ディーラーを含めた40店舗では、全国を網羅していますので、そちらへも導入を拡大していきたいですね。ECへの対応も検討しています。

今後はギフトカードのインフラ整備がさらに発展していくとのことですし、ネットワークの信頼性、時代が変わっていっても汎用性があるトッパンさんのシステムにも期待したいところです。

そして、これまで通り“人から人へつながっていく”ような地道な活動は、今後も続けていきたいと思っています。2011年8月から、オリジナルデザインの「のし」も導入します。かわいい、ゆるめのテイストで作っていきたいですね。

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